プラっと プライマリ・ケアが ちょっと詳しく、ぱっと身につく、きっとワクワク

プライマリ・ケアについて図解やイラストでやさしく発信していきたいと思います

プラっと #3. あなたの助言はもっと素敵になる!

あなたの助言はもっと素敵になる!

● プラっと 〜プライマリ・ケアがちょっと詳しく →ぱっと身につく →きっとワクワク 〜 

プライマリ・ケアについて 1テーマを紙1枚に超訳 してお届けします。

ケアに関わる人も、そうでない人にも気楽に学べてちょっと役立つ内容をお送りします。

「主旨を もう少し知りたい」、 「そもそもプライマリ・ケアって なに?」 という方は こちら記事からどうぞ

→ プライマリ・ケアの気楽な学び、はじめました。 

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あなたの助言はもっと素敵になります!*1



相手のために良かれと思ってアドバイスしたけど、

響かない・・・

それどころか反発される・・・

そんなモヤモヤした経験は誰しも一度はありますよね。



どんなとき人は行動しやすいか、また、どんな時人は行動しにくいのか。

それを突きつめる学問が、行動科学行動経済学*2です。



あなたがどんなに熱心に語りかけても「行動しにくい条件」があれば、

響かないどころか、余計に行動しにくくしてしまいます。

 

逆に、「行動しやすい条件」が揃っていれば、あなたがそんなに力まずとも、相手がスイスイと行動に踏み出してくれるかもしれません。

 

行動科学、行動経済学には、あなたの助言が、もっとステキになる仕掛けが満載です。

今回はその一部をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

何より大切なことは、

「私が、その人の行動を変える」と力まず、

「行動を変えるのはその人自身。私にできるのは、あくまでそのサポート」と言う気持ちで関わることです。

 

その人が必要とするサポートを考えて、ちょうどよく助言する。

多すぎもせず、強すぎもせず、ちょうどよく。

 

 

こうして、「余計お世話」と感じられていたアドバイスや頼みごとが

”ステキな助言”

”やる気の出る名言”

として

相手にもっとちゃんと届くようになる。

 

 

あなたの思いやり × 行動科学・行動経済学

 で

あなたの助言をもっとステキにしてみてください。

 

 



 

では、またプラっとお立ち寄り下さい。

*1:この内容は、ハンドブックの p.64~74「行動科学、行動変容、行動経済学など各種理論に基づいたアプローチ」を参考にしています。

 

*2:あまり難しく考えず、まずは気楽な読みものから入ってみてはどうでしょう。